行燈試作品 依頼制作









大阪でこの夏オープンしたカフェ「大石珈琲」の家具一式、金属部分のみを制作しました。
設計は原田雄次建築工藝です。
足には異形棒鋼D13を使用し、地面との設置部分にはΦ30mmの円形プレートを溶接しています。
見た目は繊細ですが、無垢の棒材ですので重量感のある仕上がりです。
防錆びのため、下地塗装にはアルテクトプライマー、仕上げ塗装は黒のウレタン塗装を提案いたしました。黒の塗装は鉄の自然な風合いに近く、屋外の使用でも錆びを防ぐことができるのでおすすめです。
木部はすべて原田雄次建築工藝が制作し、納品前に金属足に合体させることで完成しました。木部とのクリアランスは図面をもとに厳密に制作しているので、現場で問題なく組み上げることができました。
(テキスト:関田重太郎・写真:原田雄次)